2022年1月

TRUST CLUB プラチナマスターカード
vs
新生アプラスゴールドカード

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このサイトでは,主にゴールドやプラチナなど一部のクレジットカードに付帯する「1名無料」タイプのレストラン優待に関する情報を発信しています。主に7つの優待サービスがありますが,詳細はこちらをご覧ください。

その中で最もコスパの良いクレジットカードがどれかを検証してみたいと思います。エントリーするのは,次の2枚のクレジットカードです。

TRUST CLUB プラチナマスターカード

こちらはコスパの良いプラチナカードとして有名ですね!サブカードとして所有されている方も多いのではないでしょうか?年会費はなんと3300円!驚愕です。これで,「レストラン1名無料」の優待サービス,「ダイニングby招待日和」が付いてくるのです。コスパNo.1の最有力候補です!

新生アプラスゴールドカード

あまり知られていないかもしれませんが,実はこちらのゴールドカードもかなりのコスパを発揮しています。年会費は5500円です。「レストラン1名無料」の優待サービスとして,「アプラス プレミアム グルメ サービス」が付いてきます。こちらも「招待日和」系のサービスとなっています。

上記の通り,年会費だけを見ればTRUST CLUB プラチナマスターカードに軍配が上がるのですが,それ以外の要素も含めて検討してみたいと思います。果たして,「レストラン1名無料」のサービスが付帯するクレジットカードで,コスパNo.1に輝くのはどちらのカードになるのでしょうか?楽しみです♪

比較項目TRUST CLUB
プラチナマスターカード
新生アプラス
ゴールドカード
勝敗
年会費3300円5500円TRUST
家族カード無料1100円TRUST
基本還元率0.5%0.5%
年間利用額
50万円時の
還元率
0.5%1.0%新生
空港ラウンジ
サービス
国内主要空港ラウンジ無料国内27,海外3ラウンジ無料新生
国際線手荷物
宅配サービス
往路:1個20%OFF
帰路:1個のみ500円
往路:1個のみ500円
帰路:なし
TRUST
海外旅行保険
(死亡/後遺症)
条件付き:3000万円自動付帯:5000万円新生
国内旅行保険
(死亡/後遺症)
条件付き:3000万円条件付き:3000万円新生
海外旅行保険
(疾病/傷害)
条件付き:150万円自動付帯:300万円新生
ショッピング保険50万円300万円新生
その他Boingo Wi-Fi無料,
Taste of Premium®
が一部利用可能
新生銀行インターネット
振込手数料が月5回まで無料
(年間最大12600円分)

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年会費

こちらはご覧の通り,TRUST CLUB プラチナマスターカードの年会費は3300円です。それで「レストラン1名無料」が付帯するということが信じられません!

新生アプラスゴールドカードは5500円ですが,やはりそれでも破格!と感じてしまいますね。いずれにしても,お買い得過ぎます。

家族カード

こちらの項目は優劣がはっきりしてしまいましたね。TRUST CLUB プラチナマスターカードは家族カードが何枚でも無料!太っ腹ぶりには驚かされます。

新生アプラスゴールドカードの方は一人当たり1100円かかってしまいますが,夫婦でということであれば,年会費の合計は6600円ですから,まだ十分にお安いですね。

家族カードが3枚,4枚も必要ということになると,TRUST CLUB プラチナマスターカードが圧倒的に有利になりますね。新生アプラスゴールドカードの家族カード1枚無料だったら言うことなしなんですけどね。

還元率

TRUST CLUB プラチナマスターカード,新生アプラスゴールドカードともに,基本の還元率は0.5%で変わりません。

しかし,新生アプラスゴールドカードの方は,年間利用額に応じて還元率が上昇します!年間利用額が25万円以上で0.75%に,50万円以上だと1.0%になるのです!これは大きいですね!

他のカードでも年間利用額に応じて還元率が上昇するものがありますが,25万円,50万円というハードルの低さは極めて稀だと思います。よくあるのは年間利用額100万円というラインですが,家族カードなしのお一人様で年間利用額100万円は厳しいよという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

新生アプラスゴールドカードは年間利用額50万円(月42000円程度)で還元率1.0%になりますから,これは高還元率カードと言って良いと思います。「レストラン1名無料」を活用しつつ,十分,メインカードとしても使えそうです。

一方,TRUST CLUB プラチナマスターカードは家族カードが何枚でも無料というメリットはあるものの,還元率が0.5%のままで上昇しないため,ポイントを貯めようとしても大きなメリットが得にくいです。そのため,メインカードとして使うのは難しいかなという印象があります。

空港ラウンジサービス

TRUST CLUB プラチナマスターカードも新生アプラスゴールドカードもほぼ内容は変わらないと思います。国内の主要空港のラウンジが使用できます。また,両者とも,海外空港ラウンジが無料で使用できる「プライオリティ・パス」などは付帯していません。年会費を考えれば当然ですね💦

国際線手荷物宅配サービス

年会費がもう少し上のクラスになると,国際線の手荷物を無料で宅配してくれるというサービスになるのですが,流石に3300円〜5500円の年会費ではそこまではいきませんね。宅配のお値段が割引になるというサービスになります。

TRUST CLUB プラチナマスターカードの方がこの割引は優れています。出国時は1個につき20%割引で,個数制限はないようです。帰国時は1個までという個数制限があり,500円で宅配してくれます。個人的には帰国時の方をお願いするかな?と思いました。

他方,新生アプラスゴールドカードは,出国時の宅配割引だけです。1個だけ500円で空港まで手配してくれます。帰国時のサービスはありません。これは微妙な気がします。個人的には疲れて帰ってきた帰国時のサービスが欲しいですね。帰国時であれば,多少荷物が遅れて配達されても何の心配もないですしね。とはいえ,出国時に空港まで距離がある場合は,500円でスーツケースを持っていってくれるのは助かると思います。

海外旅行保険(死亡/後遺症)

こちらの項目は,新生アプラスゴールドカードの勝ちですね。自動付帯5000万円の補償がついてくるのはありがたいです。

TRUST CLUB プラチナマスターカードは,旅行代金をカードで支払うならという条件付きで,3000万円の補償が付きます。保険金額は,年会費に差があるので納得ですが,自動付帯にして欲しかったです。

上記の還元率のところでも言及しました通り,TRUST CLUB プラチナマスターカードは還元率がネックでメインカードとしては使いにくいと思います。ですから,海外旅行に行く際も,その代金は別のメインカードで払いたいと思うはずなので,こちらの項目はメリットが得にくいかもしれませんね。

国内旅行保険(死亡/後遺症)

旅行代金等をカードで支払うならという条件付きで,3000万円の補償が付くという点で,両者互角です。

海外旅行保険(疾病/傷害)

実は海外旅行保険で重視したいのがこちらの項目です。海外旅行で一番可能性があるリスクは,海外でケガをしたり,病気になったりすることではないかと思います。そして海外の医療費は高額なので,この項目の保険金額はできるだけ多い方が良いです。

新生アプラスゴールドカードは,自動付帯で300万円の補償がついてくるので安心ですね。もちろん所有している他のクレジットカードにも自動付帯でこちらの補償がついていれば,さらに安心できます。死亡/後遺症の補償とは異なり,こちらの補償は基本的には掛かった費用を限度額までカバーしてくれる種類のものだからです。例えば,保険金額が300万円のカードを2枚持っていて,自動付帯などで条件を満たしていれば,600万円までの医療費はカバーできる計算になります(諸条件あります)。

海外旅行に行くときには,こちらの補償がついているクレジットカードを上手に活用しましょう。自動付帯のものは所持していれば良いとして,利用条件付きのカードの場合は,そちらのカードで旅行代金を支払うなど工夫しましょう。

TRUST CLUB プラチナマスターカードは,保険金額が150万円とやや少なめですし,条件付きであるため,この項目はやや弱いかもしれません。こちらのカードを愛用している方は,他にメインカードを所持していらっしゃる場合が多いと思いますので,メインカードの補償を確認しましょう。

ショッピング保険

こちらの項目も大きく差がつきました。まず両者とも,購入日から90日以内の破損,盗難,火災等の偶発的な事故による損害を補償する,携帯電話などの端末は補償しない,水災などは補償しないなどの諸条件に大きな違いはありません。

しかし,補償金額には大きな違いがあります。TRUST CLUB プラチナマスターカードは年間50万円まで,新生アプラスゴールドカードは年間300万円までとなっています。

さらに,1回あたりの免責金額にも違いがあります。TRUST CLUB プラチナマスターカードは10000円の免責,新生アプラスゴールドカードは3000円の免責です。

ショッピング保険を利用する機会はそれほど多くないかもしれませんが,確認しておきたいポイントです。

その他

上記以外のコスパに影響しそうなメリットについて,それぞれのカードを見ていきましょう。

TRUST CLUB プラチナマスターカードは,マスターカードの特典の一つである「Taste of Premium」というサービスが付いてきます。

この「Taste of Premium」には様々なサービスや特典があるのですが,年会費3300円のTRUST CLUB プラチナマスターカードで利用できるのは,「海外携帯電話・Wi-Fiレンタル優待」,「空港クローク優待」,「国内高級ホテル・旅館予約サービス」,「国内ゴルフ場予約サービス」,「ポケトークレンタルサービス」,「ハワイエアポートシャトル・オプショナルツアー優待」,「Booking.com特別優待」,「Hotels.com特別優待」,「カーシェアリング特別優待」,「ふるさと納税特別優待」などです。

ただ,「Taste of Premium」のより優れたサービスを受けるには,カードのランクを上げて,TRUST CLUB ワールドカードにした方が良いかもしれません。

Mastercardでは,カードのステータスをいくつかの階級に区分しています。TRUST CLUB プラチナマスターカードは,その中で上から3番目の「プラチナ」クラスに該当します。この「プラチナ」の上に,「ワールド」というカテゴリーがあり,最上位は「ワールドエリート」です。

最上位の「ワールドエリート」にランクされているカードとしては,LUXURY CARDなどがあります。ゴールド,ブラック,チタンの3種類のカードが用意されており,年会費はそれぞれ,¥220000,¥110000,¥55000と高額ですが,特許技術てんこ盛りの金属製カードや他にはない独特且つラグジュアリーな特典で人気を集めています。

さて,話をTRUST CLUB プラチナマスターカードに戻しますが,こちらのカードではBoingo Wi-Fiのホットスポットを,登録料・利用料無料で利用できます。通信速度などはあまり期待できないようですが,メールの確認やテキストの送信などでは問題ないようです。予備的なネットワーク接続としてお守り代わりとしてあると安心かもしれません。

新生アプラスゴールドカードでは,新生銀行に関連した特徴的なサービスがあります。

例えば,セブン銀行ATM出金手数料が無料になったり,インターネットによる他行宛振込手数料が月に5回まで無料になるなどです。

この振込手数料だけでもかなりのメリットになります。新生銀行の振込手数料は1回210円ですから,年間で最大12600円も得することになります。これだけでも5500円の年会費以上の価値があります!

似たような,ATM手数料無料&振り込み手数料無料のメリットがあるクレジットカードとしては,住信SBIネット銀行の「ミライノカード」があります。

JCBブランドの「ミライノゴールド」では,スマプロランクが2ランクアップします。最低でも,ATM手数料無料&振り込み手数料無料がそれぞれ10回ずつ無料になります。年会費は¥3300ですので,無料になる手数料を考えれば,年会費以上の価値があるカードですが,残念ながら「レストラン1名無料」優待は付帯しません。

同じくJCBブランドの「ミライノプラチナ」(年会費¥27500)でも同様です。JCBプラチナカードと同額の年会費ですが,レストランで1名無料になる「グルメベネフィット」は付帯しません。

さらに新生アプラスゴールドカードの特徴として注目したいのは,VISA,Mastercard,JCBから国際ブランドを選ぶことができるということです!鉄壁の決済力を誇る,VISAやMastercardを選べるのはありがたいですね!

JCBやJCBと提携しているAMEXは国内でもかなり使えますが,先日,普通のスーパーでJCBが使えませんでした!驚いて,ここは国内か?と思ったほどです。店員さんから「VISAかマスターしか使えません」と言われてしまいました。

Mastercardブランドで「レストラン1名無料」優待が付帯するカードはたくさんあります。一方で,VISAブランドで「レストラン1名無料」優待が付帯するカードは,もちろんあるのですが,年会費が最低でも¥16500必要です。

年会費¥5500で,VISAブランドの「レストラン1名無料」優待が付帯するカードを手にできるのは,大きなメリットだと言えそうです!

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まとめ:年会費が最安値クラスでコスパ最強なのは
新生アプラスゴールドカード」!

年会費の安さだけでいけば,TRUST CLUB プラチナマスターカードがダントツの1位です。とはいえ,コストパフォーマンスという観点でいけば新生アプラスゴールドカードということになります。

特に,年間50万円の利用で還元率が1.0%に上昇する点や海外旅行関連の補償の充実度などで大きく差をつけました。新生銀行を利用する方だけでなく,それ以外の方にも幅広く「レストラン1名無料」の付帯するクレジットカードとしてお勧めできます!

*ブログの内容が正確になるよう努力しておりますが,内容を保証するものではありません。何卒ご了承ください。

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