JCBプラチナカード

2022年9月

更新：「グルメ・ベネフィット」が，2022年9月から福島県に初進出！

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「グルメ・ベネフィット」の対象店舗数は少ないけど

このサイトでは「1名無料」タイプのレストラン優待をメインテーマに発信しています。このページでご紹介したいのは，JCBプラチナカードの「グルメ・ベネフィット」というレストラン優待サービスです。

「1名無料」タイプのレストラン優待は，色々なカードが採用していますね。有名どころでは，アメリカンエクスプレスゴールドカードの「ゴールドダイニングby招待日和」やダイナースクラブカードの「エグゼクティブダイニング」などがあります。

こうしたサービスの充実度を測る上で大切なポイントの1つは，優待店舗数です。2名でコース料理を注文すると1名分無料になるというサービスは大変お得ですが，実際にサービスを受ける店舗があまりなければ十分にメリットを受けられなくなってしまうからです。

さて，JCBプラチナカードの「グルメ・ベネフィット」というサービスは全国でどのくらいの店舗数を持っているのでしょうか？2022年3月までは135店舗でしたが，4月からは148店舗になります。

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特徴1：店舗の全国的な分布が凄い！

この優待店舗数が多いサービスとしては，全国250以上のダイナースクラブカードの「エグゼクティブダイニング」や，同じく240店舗以上のアメリカンエクスプレスゴールドカードの「ゴールドダイニングby招待日和」が挙げられます。「レストラン１名無料」タイプの優待では，全国200店舗を超えるサービスは珍しくありません。

では，2倍近い店舗数を誇るレストラン優待サービスがある中で，なぜ「グルメベネフィット」が凄いのでしょうか？それは単なる店舗数ではなく，それら店舗の分布にあります。

マップを比べて見てください。

まずは，JCBプラチナカードの「グルメ・ベネフィット」の店舗の分布です。

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JCBプラチナカードの「グルメ・ベネフィット」の店舗分布

スペースの関係で，北海道と沖縄は割愛させていただいています（ごめんなさい！）。

次は，アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの「ゴールドダイニングby招待日和」の店舗の分布です。

AMEXゴールドの「ゴールドダイニングby招待日和」の店舗分布

いかがですか？両者の違いがはっきりしますね！東京・神奈川や大阪・京都などに特に店舗が集中しているAMEXの「ゴールドダイニングby招待日和」と，全国的に幅広くカバーしているJCBの「グルメベネフィット」という戦略の違いが如実に出ています。

もちろん，どちらが良いかはそれぞれのユーザーによって異なると思います。大都市圏で頻繁に「レストラン1名無料」優待を利用するという場合には，東京や大阪などにたくさんの店舗をラインナップしている「ゴールドダイニングby招待日和」の方が使い勝手が良いでしょう。

一方で，地方に住んでいたり，出張や旅行などで地方に行くときにも「レストラン1名無料」優待を利用したいという場合は，全国を幅広く網羅しているJCBの方がありがたいということになるかもしれませんね。

JCBの「グルメ・ベネフィット」には，単純に店舗数だけでは語れないメリットがあります。結局，レストラン優待サービスを毎日のように利用する方はほとんどいないと思いますので，自分が「出かける先に対象店舗があるか」が重要になります。個人的には，「グルメ・ベネフィット」のように多くの都市をカバーするレストラン優待サービスが増えてくれたらと思っています♪

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「グルメ・ベネフィット」１択な県

「1名無料」のレストラン優待が，「グルメベネフィット」しかない！という 県はこちらです。

以前は，「グルメ・ベネフィット」だけが優待を展開している県が10以上もあったのですが，VISA系のプラチナカードで採用されていることが多い，「グルメクーポン」が地方への進出を拡大した結果，大幅に少なくなってしまいました。

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「グルメ・ベネフィット」が展開していない県

一方，残念ながら「グルメベネフィット」が進出していない県もあります。

*当サイトがフォローしている7つの主な「レストラン１名無料」優待の範囲内です。

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特徴2：店舗のジャンル

次に「グルメベネフィット」の対象店舗の特徴を見てみます。
比較対象として「ゴールドダイニングby招待日和」を挙げました。

料理のジャンルを見ると，「グルメベネフィット」のキャラクターがはっきりしているのがわかりますね。

他のサービスと比べて，圧倒的に和食重視の店舗選定をしていることがわかります。同時にフレンチ系の24.4％も高いです。当サイトがフォローしている7つの優待サービスの中で，和食系とフレンチ系の両方の割合が一番高いです。

その一方でイタリアン系は他のサービスとして比較して，最も低い割合（6.7％）になっています。他の優待サービスではおおよそ12〜16％がイタリアンです。

全体的に見て，「グルメベネフィット」はよりビジネス会食に向いていそうなお店選びと感じます。他方，「ゴールドダイニングby招待日和」はどこかが突出しているという印象はありません。

クチコミの評価については，「googleクチコミ」と「食べログ」の評価を参考にさせていただきました。こちらはそれぞれ評価の優劣が異なっています。どちらのお店も厳選された確かなお店であることに間違いありません。

優待金額について見てみると，こちらははっきり違いが出ましたね。平均額で1000円以上の差が出ていますので，かなり大きな差ではないかと思います。

「グルメベネフィット」は比較的高いお店が揃っているということになります。

＊2022年4月の拡充で，一部店舗の入れ替えや価格の改訂がありました。価格の改定があったお店について言うと，多少金額が安くなったお店もありますが，金額が高くなったお店の方が多いですね。大部分は以前からお店で，優待金額も据え置きというところがほとんどです。

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特徴3：指定コース料金がやや高め…

「レストラン1名無料」優待の業界（？）では，標準的な価格が￥11000です。最も高額なものだと4万円弱のコースまでありますが，平均的な相場は￥10000〜￥15000くらいです。

ネット上のいくつかの口コミでは，「グルメベネフィット」は割高に感じるという感想が見られます。実際はどうなのでしょうか？

ズバリ，「グルメベネフィット」の平均優待金額は￥16269です。当サイトがフォローしている「レストラン1名無料」優待の中で，最も高額な「平均」優待金額となっています。

データの上でも，やはり「グルメベネフィット」の優待金額は他の「レストラン1名無料」優待よりも割高であるといえます。

では，「グルメベネフィット」にはお得感のある店舗はあまりないのでしょうか？

もちろん，そんなことはありません。相場の範囲内のお店もたくさんありますので，使い方次第というところだと思います。

優待金額が安価に抑えられているお店はぜひ積極的に活用していただきたいので，以下に，優待金額が￥13200以下の店舗の分布を出しました。（「レストラン1名無料」優待の典型的な価格は￥11000や￥12100ですが，￥13200くらいまでなら，相場の範囲でも安価な方かと思います。）

一目瞭然ですが，「グルメベネフィット」は，特に西日本で優待金額が安価なお店が多いということです。元々，JCBは地方都市に強いのですが，特に西日本では大変ありがたい「レストラン1名無料」優待を提供してくれています。西日本の皆さんにはおすすめの優待です！

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特徴4：ランチ対応のお店が多い！

「レストラン1名無料」優待は，基本的に「ディナー」でのサービスです。稀にランチでも「レストラン1名無料」優待を使えるお店があります。

JCBの「グルメベネフィット」の特徴の一つは，「ランチ」対応のお店が多いということです。34/135店舗でランチ優待が利用できます。

「ランチ」対応のお店が多いと，利用できるシチュエーションが増えますから，それだけメリットを受けられる機会が増えますね。

また基本的にどのカードの「レストラン1名無料」優待でも，同じ店舗を利用できるのは「半年に一回限り」という制約があります。

ところが，JCBの「グルメベネフィット」で「ランチ」対応が可能なお店の一部では，「ディナー」利用と「ランチ」利用が別カウントになります。つまり，指定されている期間内に，「ランチ」１回，「ディナー」１回の合計２回利用できるということです。

本当に自分好みな，あるいは使い勝手の良いお店を見つけられたとして，「ランチ」対応可で，「ディナー」とは別カウントであれば，とてもうれしいですね♪

この「ランチ」対応ですが，「ディナー」と同じメニュー，同じ料金という場合もあれば，「ランチメニュー」が用意されており，料金が低減されている場合もあるんです！

ディナー料金よりも，価格が低減されている「ランチ」を提供している場合の価格帯は￥4840〜7150になっています。「グルメベネフィット」の平均優待金額（ディナー）は￥16000を超えるので，この価格帯は本当に安価ですね！

お近くにお得な「ランチ」対応のお店があれば，ぜひ利用していただきたいです！

お得なランチが利用できる店舗

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JCBプラチナカード「グルメベネフィット」対象店舗一覧
2022年4月

＊優待金額について：複数のコースやランチ/ディナーで金額が異なる場合は，最高額を掲載

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まとめ：「グルメベネフィット」は地方都市に強く，特に西日本ではお得感のある優待価格のお店が多いです。また，和食のお店が特に多く，イタリアンは少ないです。

＊ブログの内容が正確になるよう努力しておりますが，内容を保証するものではありません。何卒ご了承ください。

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